はじめに
バックパックに入る軽量焚き火台は、ソロキャンプの快適さを大きく左右します。煙の少ない二次燃焼構造、調理用ゴトクの有無、収納サイズと重量のバランスを重視して最新モデルを選びました。
軽量焚き火台の選び方|5つのポイント
- 重量と収納サイズ: ULなら1kg以下・A4サイズ以下が目安。
- 燃焼効率: 二次燃焼やメッシュ底は煙が少なく、薪の追加もしやすい。
- 調理性能: ゴトクの有無、高さ、火床の深さを確認。
- 設営時間: 30秒〜数分で組み立てられるか。風対策にペグダウン可能かも確認。
- 耐久性: ステンレスは頑丈、チタンは軽量で錆びに強いが価格は高め。
用途別のおすすめ
- UL・徒歩/電車キャンプ:
SOTO テトラ(超軽量) /Boundless Voyage チタン(チタン軽量) - 調理重視ソロ:
マクライト/B-6君(ゴトク安定・二次燃焼) - コスパ重視ツーリング:
FIELDOOR メッシュ(軽量メッシュで低価格) - 長く使える定番:
Snow Peak 焚火台S(耐久性・拡張性が高い)
よくある質問(FAQ)
Q1. 二次燃焼モデルは煙が少ない?
空気の取り入れと再燃焼で煙が減りますが、乾いた薪を使うことが前提です。
Q2. ゴトクが無いモデルで調理できますか?
別売りのゴトクやメッシュラックを組み合わせれば調理可能ですが、標準でゴトク付きのモデルの方が安定します。
Q3. メッシュ焚き火台は地面に優しいですか?
熱は下に抜けにくいものの、長時間の高火力では地面が焦げる場合があります。耐火シート併用が安全です。
Q4. チタンとステンレスどちらが良い?
軽さと耐食性ならチタン、コスパと剛性ならステンレス。荷物の総重量と予算で選びましょう。
まとめ
- 重量・収納サイズ・燃焼効率・調理安定性の4点をバランス良く確認。
- 徒歩/ULなら1kg以下、バイク/車なら安定性重視も選択肢。
- 迷ったらバランス型の
マクライト、コンパクト重視ならB-6君、価格優先ならFIELDOORメッシュが外しにくい。
ランキング
1
TOKYO CRAFTS マクライト
¥9,980〜 ★★★★ ★ (4.7/5)
1kg未満でA4サイズに折りたためる人気モデル。燃焼効率が高く、ゴトク付きで調理も快適。
おすすめポイント
- ✓ 重量約935gと超軽量
- ✓ A4サイズに薄く畳めてバックパックに収まる
- ✓ ゴトク付きでクッカー調理が安定
- ✓ 二次燃焼構造で煙が少ない
- ✓ サイドパネル開閉で薪の追加が楽
注意点
- ✗ 大型薪は割って使う必要あり
- ✗ ペグ固定を推奨(風対策)
2
笑’s B-6君(コンパクト焚き火グリル)
¥6,600〜 ★★★★ ★ (4.6/5)
手のひらサイズでソロ定番のB-6君。五徳標準装備で直火調理もOK、分厚いステーキも焼ける。
おすすめポイント
- ✓ ポケットサイズで携帯性抜群
- ✓ 五徳・ロストルが標準で調理に強い
- ✓ 組み立てがシンプルで30秒で完了
- ✓ 付属ケース付きでザック内を汚しにくい
- ✓ 豊富なオプションパーツが入手しやすい
注意点
- ✗ 燃焼室が小さく薪を細かくする必要あり
- ✗ 大人数向けには不向き
3
DOD 秘密のグリルちゃん
¥4,980〜 ★★★★ ★ (4.4/5)
ミニマルな折りたたみグリル。五徳で小鍋を安定させ、チタン火ばさみ付きで装備を減らせる。
おすすめポイント
- ✓ 組み立てが直感的で1分以内に設営
- ✓ ゴトク高さが低く湯沸かしが早い
- ✓ チタン火ばさみが付属し荷物を削減
- ✓ ケース付きで持ち運びしやすい
- ✓ デイキャンプでも扱いやすいサイズ
注意点
- ✗ 薪は細め限定で太薪には不向き
- ✗ 二次燃焼機構はない
4
ユニフレーム ファイアスタンドII
¥7,500〜 ★★★★ ★ (4.5/5)
メッシュシートで焚き火跡が残りにくい軽量スタンド。大きめの焚き面でソロ〜デュオまで対応。
おすすめポイント
- ✓ 収納径約6cmのスリムパッキング
- ✓ 耐熱メッシュで下草へのダメージを抑える
- ✓ 焚き面が広く調理にも使いやすい
- ✓ 組み立てがシンプルで初心者でも安心
- ✓ 付属ケースが頑丈で長持ち
注意点
- ✗ ゴトクは別途用意が必要
- ✗ 風が強いと灰が舞いやすい
5
SOTO ミニ焚き火台 テトラ
¥2,480〜 ★★★★ ★ (4.2/5)
ポケットサイズの超軽量焚き火台。アルコールストーブのゴトクにもなり、ULハイカーに人気。
おすすめポイント
- ✓ 重量約122gと超軽量
- ✓ フラットに折りたためてポケットに入る
- ✓ アルスト・固形燃料台としても使える
- ✓ 組み立てがシンプルで故障箇所が少ない
- ✓ 価格が安くサブとして持ちやすい
注意点
- ✗ 薪ではなく小枝燃料が前提
- ✗ 調理面積が小さく大鍋は不可
6
Snow Peak 焚火台 S
¥13,200〜 ★★★★ ★ (4.7/5)
折り畳み式の定番焚き火台。ソロにはやや大きめだが、安定感と耐久性が高く長く使える。
おすすめポイント
- ✓ 厚板ステンレスで耐久性抜群
- ✓ 折り畳むだけのワンタッチ設営
- ✓ ゴトクやベースプレートの純正オプションが豊富
- ✓ 風に強く火床が深い
- ✓ 長期使用でも歪みにくい
注意点
- ✗ 約1.8kgでUL志向には重い
- ✗ 収納サイズはやや大きい
7
FIELDOOR ポータブル焚き火台 ステンレスメッシュ
¥3,480〜 ★★★★ ★ (4.3/5)
軽量メッシュタイプでコスパ良好。B5サイズに畳め、ソロやツーリングキャンプに最適。
おすすめポイント
- ✓ 重量約1kgで持ち運びやすい
- ✓ メッシュで下草ダメージを抑制
- ✓ 価格が安く導入しやすい
- ✓ 組み立てが簡単で数分で設営可能
- ✓ ケース付属で車・バイクに積みやすい
注意点
- ✗ ゴトクは別売り
- ✗ 風が強いと灰が舞いやすい
8
Boundless Voyage チタンミニ焚き火台
¥5,980〜 ★★★★ ★ (4.2/5)
チタン製で驚異の軽さを実現したUL向けモデル。耐食性が高く、固形燃料ストーブとしても使える。
おすすめポイント
- ✓ チタン製で超軽量かつ錆びに強い
- ✓ 小枝・固形燃料で手軽に運用可能
- ✓ フラット収納でバックパックに収まりやすい
- ✓ 付属のケースが軽量でかさばらない
- ✓ ゴトク代わりに五徳棒を載せて調理も可能
注意点
- ✗ 燃焼室が小さく大きな炎は作りにくい
- ✗ 調理スペースは限定的