はじめに
外付けストレージは「速度」「耐久性」「携帯性」のバランスが重要です。USB4/Gen2x2で動画編集を高速化するモデルから、軽量でコスパの良い日常バックアップ向けまでを比較しました。
ポータブルSSDの選び方|5つのポイント
- インターフェース: USB4/Gen2x2(20Gbps) > Gen2(10Gbps)の順に高速。PC側の対応帯域を確認。
- 速度: 4K/6K動画編集やゲーム移動なら2000MB/s級が快適。
- 耐衝撃/防滴: 屋外撮影や持ち歩きが多いならIP等級やラバーコートを重視。
- 発熱/スロットリング: ヒートシンクや放熱設計があるモデルは連続書き込みに強い。
- 容量/価格: 1TBがバランス。編集用途なら2TB以上が安心。
よくある質問(FAQ)
Q1. PS5やXboxで使える?
USB拡張ストレージとして利用可能。PS5のゲームは外付けから直接起動できないタイトルもあるため、保管/移動用途が主。
Q2. Thunderboltポートで使うと速くなる?
USB4/Thunderbolt対応モデルは高速帯域を使えますが、SSD本体の上限速度(約2000MB/s前後)が頭打ちになる場合があります。
Q3. 長時間書き込みで速度が落ちるのはなぜ?
発熱とSLCキャッシュ枯渇が原因。放熱性の高いモデルを選ぶか、休ませながらコピーしてください。
まとめ
- PCのポート帯域を確認し、USB4/Gen2x2かGen2を選ぶ。
- 屋外や持ち歩きが多いなら防滴・耐衝撃を重視。
- 迷ったらバランス型の
Samsung T9、耐久重視ならSanDisk Extreme、コスパならBUFFALO SSD-PUTが外しにくい。
ランキング
1
Samsung T9 (USB 3.2 Gen2x2)
¥22,800〜 ★★★★ ★ (4.6/5)
最大2000MB/sクラスのハイエンド。発熱とスロットリング対策が強化され、4K/6K動画編集にも耐える。
おすすめポイント
- ✓ 2000MB/s級の高速転送
- ✓ ヒートコントロールで速度低下を抑制
- ✓ AES 256bit暗号化に対応
- ✓ ラバーコートで耐衝撃性が高い
- ✓ 1〜4TBまで容量が豊富
注意点
- ✗ 価格はやや高め
- ✗ Gen2ポートでは速度が頭打ち
2
SanDisk Extreme Portable SSD V2
¥19,800〜 ★★★★ ★ (4.5/5)
防滴防塵IP55と耐衝撃性を備えた定番。最大2000MB/sで屋外撮影や持ち運びに強い。
おすすめポイント
- ✓ IP55の防滴防塵
- ✓ カラビナホールで携帯性◎
- ✓ 2000MB/s級の高速モデル(上位版)
- ✓ AES暗号化対応
- ✓ 2〜4TBの大容量展開
注意点
- ✗ ケーブルが短め
- ✗ ゴムコートは汚れが付きやすい
3
WD Black P40 Game Drive SSD
¥23,800〜 ★★★★ ★ (4.4/5)
ゲーミング向け設計で耐衝撃性が高く、最大2000MB/s。RGBライティング対応でデスク映えする。
おすすめポイント
- ✓ 2000MB/sでゲームの読み込みが高速
- ✓ 耐衝撃・耐久性を強化
- ✓ RGBライティングで視覚的にも楽しめる
- ✓ コンソール/PC両対応
- ✓ 500GB〜2TBラインアップ
注意点
- ✗ ライティングはソフト設定が必要
- ✗ 価格はやや高め
4
Crucial X10 Pro
¥21,800〜 ★★★★ ★ (4.5/5)
コンパクトで最大2100MB/s。動画編集向けの高速性と小型軽量を両立。
おすすめポイント
- ✓ 2100MB/sクラスの高速転送
- ✓ 指先サイズで超小型
- ✓ IP55相当の防滴防塵
- ✓ AES 256bit暗号化
- ✓ ケーブル1本で簡単接続
注意点
- ✗ 高負荷で発熱しやすい
- ✗ 長時間の連続書き込みで速度低下する場合あり
5
Anker 737 SSD (USB4 40Gbps)
¥27,800〜 ★★★★ ★ (4.3/5)
USB4で最大2,000MB/s級の高速転送。アルミヒートシンクで放熱を強化し、安定性を高めたモデル。
おすすめポイント
- ✓ USB4/Thunderboltポートで高帯域
- ✓ ヒートシンク一体で放熱性能が高い
- ✓ 1〜4TBラインアップ
- ✓ コンパクトでポーチに収めやすい
- ✓ Ankerの長期保証が付く
注意点
- ✗ USB4/Thunderbolt環境でないと真価を発揮しない
- ✗ 価格はプレミアム帯
6
Sabrent Rocket Nano V2
¥18,800〜 ★★★★ ★ (4.4/5)
超小型アルミ筐体で携帯性抜群。最大1500〜1600MB/sクラスで、ポーチに入れてもかさばらない。
おすすめポイント
- ✓ 指先サイズで超コンパクト
- ✓ アルミボディで放熱性が高い
- ✓ 衝撃吸収シリコンカバー付属
- ✓ 1〜4TB容量を選べる
- ✓ USB-C to C/Aケーブル同梱
注意点
- ✗ 20Gbps帯域ではないので最速ではない
- ✗ 長時間書き込みで発熱しやすい
7
BUFFALO SSD-PUTシリーズ
¥9,800〜 ★★★★ ★ (4.3/5)
名刺サイズ・約20gの超軽量モデル。日常バックアップやPS5拡張に手軽なコスパ枠。
おすすめポイント
- ✓ 約20gで持ち運び負担ゼロ
- ✓ USBメモリ感覚で使えるスティック型
- ✓ 500GB〜1TBの手頃な容量
- ✓ 日本メーカーのサポート
- ✓ 価格が安く導入しやすい
注意点
- ✗ 10Gbpsで速度はミドルレンジ
- ✗ 放熱は限定的で連続書き込みは注意
8
エレコム ESD-EFシリーズ
¥8,980〜 ★★★★ ★ (4.2/5)
耐衝撃ラバーケース一体で持ち運びに強い。Gen2帯域で日常利用に十分な速度。
おすすめポイント
- ✓ 衝撃吸収ラバーで落下に強い
- ✓ USB-C/A両ケーブル付属
- ✓ 240GB〜1TBまでラインアップ
- ✓ コスパが高い
- ✓ 日本メーカーでサポート安心
注意点
- ✗ 厚みがありポケットにはかさばる
- ✗ 速度はGen2相当で最速ではない